Python の基本構文

Hello World

ソースコード

print("Hello World")

実行結果

Hello World

print で文字列を表示することができます。

変数と演算子

ソースコード

value = 1 + 2
print(value)

実行結果

3

変数(value)に足し算の計算結果を代入して print で結果を表示しています。
C言語では変数作成時に以下のように型宣言が必要ですが python では不要です。

int value = 1 + 2; // C言語の場合

多くの型を print で表示することができます。

List (リスト)

ソースコード

os_list= ["mac","windows","linux"]
os_list.append("unix")
print(os_list)

実行結果

['mac', 'windows', 'linux']

リストの初期化は角括弧で行います。
また、appendを使用して後から値を追加することもできます。
空にしたい場合は以下のようにします。

os_list= []

if (条件分岐)

ソースコード

x = -2
y = 3
value = x * y
if (value > 0) :
    print("Positive value")
else :
    print("Negative value")

実行結果

Negative value

if文では if の直後の条件が真であれば if 内の処理を実行し、偽であるあれば else 内の処理が実行されます。
pythonではインデント(行の開始位置をずらす)することで同じブロックの処理とみなされます。
上記のコードでは value は 0 より小さい値となるため else 内の処理が実行されます。

for (繰り返し)

ソースコード

for i in range(5):
    print(i)

実行結果

0
1
2
3
4

for文では inに続くリストの内容を順番に for の直後(上記コードの場合は i )の変数に代入して、 for 内の処理を実行します。
rangeは 0 から指定した数値までの値を順番に格納したリストを作成します。

ソースコード

os_list = ["mac","windows","linux"]
for os_name in os_list:
    print(os_name)

実行結果

mac
windows
linux

もちろん通常のリストも for が使用できます。

while (繰り返し)

ソースコード

count = 0
while(True) :
    if(count > 3) :
        break
    print("Hello")
    count += 1

実行結果

Hello
Hello
Hello
Hello

for のように繰り返しますが while 直後の条件が真である限り繰り返されます。
上記のコードでは条件を常に真にしてわざわざ break (ループを終了する構文) を使用してループから抜け出すようになっています。
成否が不確定な処理を連続して行うときによく使われます。

参考

デジらくだブログ : Pythonのインストール
Python 言語リファレンス : インデックス
Python 言語リファレンス : if 文
Python 言語リファレンス : for 文
Python 言語リファレンス : while 文

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